お盆休み

2004年8月15日
11日〜15日までの5日間のお盆休み。
初日は郵便局や銀行などの普段できない対応を済ませました。
ATMで”●00万円”を降ろそうとしたら、『限度額を越えています』と警告表示されて、思わぬ展開に焦ってしまい挙動不審でATMを出た。

何の用もないドラッグストアに入りグルリと1周して、呼吸を整えてから再度挑戦。要望額の半分を画面に入力し、判定。
ATMから福沢大先生を弾く音がしてきた。あぁ、至福の音。
シュパシュシュパ・・・・ シュパシュパ音がいつもより長いぜ。
隣のおばチャンが気になったけど、自分の操作でいっぱいいっぱいみたいだ。
降ろしたお金をそっくりそのまま郵便局のATMへ。
暗証番号判読による預金流出の犯罪を防ぐためです。

というか、こっちは銀行の機械とシステム使って正しく扱ってるんだから、
そこで犯罪が起きたら、あんたら弁償してくれよな〜。
それが本来のスジだろうがよぉ。
日本人よ、怒る時はもっと本気で怒らなきゃ!

2日目。
さっちゃん家にお泊り。
旅行で親がいないということで泊らせてもらいました。
親の許可済みとはいえ、親がいないときに顔も見せないで
泊りにいくのは少し後ろめたい気もするのですが、
この時期のホテルはありえない金額が並ぶので甘えさせてもらうことに。
最寄り駅まで車で迎えに来てもらい、駅ビルの地下食料品売り場で夕食の食材を買いました。ゴーヤチャンプル、アボガドと生ハムのサラダ、ピラフを作ることにしてお買物。帰りがけにツタヤに寄ってビデオを借りました。

2人で作る料理は楽しいです。しかも二人ともかなり手際が良い。
さっちゃんに限っては、俺が炒め物をしているそばでいきなり洗い物を開始した。
すばらしいコンビネーション。

料理も大成功。 お土産に買ってきた、渋谷東急のれん街のケーキをデザートにフィニッシュ。
食欲が満たされた為、後は性欲で深い愛を確認し合いました。エロく。

2日目。
遅く起きた二人が作る朝食は、相変らず手際が良い。
キッチンスタジアムでも肩を並べる早さかもしれない。(笑)
ダラダラとテレビを観て、そろそろ出掛けようよと誘うとある程度予測はしていたが、お昼寝をしたいという誘惑にめずらしく俺も負けてしまい、1時間ほど仮眠を取ってしまった。
まぁ、オリンピックの開会式も遅いし、いいかなぁと。
夕方になってから車でズーラシアのナイト動物園へ。
8月限定のイベントとあり、結構な人で賑わっていた。雰囲気は夜祭りみたいでなんとなくワクワクしてきた。ここズーラシアはロバとシマウマの掛け合わせ?のようなオカピーが人気なのだとか。

先ず最初に像のお出まし。デカイ。すごい。
その後は、猿だの、熊だの、ペンギンだの、と夜とはいえ盛り沢山だった。
道中にある休憩ポイントで食べたアイスクリームとフランクフルトが野外ということもあって格別だった。最高。

ここで、8月13日付けズーラシア野性味動物ランキングのご紹介。
第1位 ヤマアラシ
第2位 トラ
第3位 子供(チビッコ)

ヤマアラシは、見物客が多かったせいなのか、
2匹のヤマアラシが針をツンツンに立ててグルグルと走り回っていた。
興奮している呼吸も聞こえて、2匹がすれ違うと針の擦れる音がカチンと鳴っておっかなかった。

トラは”ウォーン ウォーン”と地響きのような泣き声を発していて、
これまた、野生の恐怖を感じた。

チビッコは・・・とにかく元気だった。

3日目。
オリンピックの開会式を見たこともあって、またまた遅い朝。
さっちゃんが買物をしたいということなので、
町田まで車でお買い物。
スニーカーと靴下をまな板を買いに行きました。
この休みの運転はさっちゃんだったので、スニーカーとアイスを
買ってあげました。 すごく喜んでくれた。
素直に喜びを表現してくれるさっちゃんが大好きです。
お礼として家にカステラを買ってもう1度家へと戻りました。

帰りに地元で美味いと評判のラーメン屋によって早めの夕食を済ませました。
さっちゃん家に戻りテレビをつけるとオリンピック真っ最中。
ヤワラちゃん、野村選手頑張れ!と応援しました。
夜になってバレーボール。2-0セットで負けていたときに、
夜も遅くなってきたので、次のセットで負けたらもう帰るね、
とさっちゃんに言うと悲しい顔。 嬉しいぜ、さっちゃん。

健闘も虚しく3-0で試合が終わり、最後にさっちゃんを抱きしめてあげ、顔を離すとさっちゃんの目が真っ赤に腫れてました。

『え?なんで泣いてるの?? 来週だって会えるじゃん?』
と聞くと、鼻水垂らしながら、
『ぞうだよで(そうだよね)。
 ごべん、りあぐじょんまじがっだよ(ごめん、リアクション間違ったよ)。
 ぜいりばえだがだ、じょうじょぶあんでいだの(整理前だから情緒不安定なの)。』

と涙をこらえていました。
治まったと思って、また顔を見合わせると
『あ〜、顔見るとだめだぁーー。』といって洗面所へと消えていきました。

俺も貰い泣きしそうだった。
こんな俺なんかのことを、ここまで大事に思ってくれているんだって。。
嬉しくて涙が出るのって、もしかしたらはじめてだったかもしれない。
ちょびっと抜けてるとこもあるけど、汚れた部分がまったくと言っていいほどなくて、純粋で、ユーモアがあって、優しくて・・・

こんな彼女に出会えて心底幸せだと思いました。
いい夏休みを過ごすことができた。
月曜日からも頑張るぞ。
ありがとうさっちゃん。
俺もあなたのことをずっとずっと大事にします。

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